
ノーマルスカウト自動配信機能を最大限活用するためのポイントとは?
キミスカ2027からノーマルスカウトの自動配信機能がリリースされました。
テンプレートの作成と簡単な設定だけで工数削減しながら学生へのアプローチを可能にする便利な機能ですが、
最大限活用するためにはいくつかポイントがあります。
この記事では、ノーマルスカウト自動配信機能を最大限活用いただくためのポイントについてお伝えいたします!
目次
1.ノーマルスカウト自動配信機能とは?
2.定期的に設定内容をメンテナンスしよう
3.メンテナンス時のチェックポイント
4.こんなときどうする?困ったときの対処方法
5.最後に
1.ノーマルスカウト自動配信機能とは?
ノーマルスカウト自動配信機能は、簡単な設定のみでシステムからスカウトを自動で配信ができる機能で、キミスカ2027から新たにリリースされました。
※キミスカ2026以前ではご利用いただけませんので、ご注意ください。
設定をすることで、本来スカウト送付にかかる工数を削減できます。
削減できた分の工数をゴールドやシルバースカウトのカスタマイズ送付や既存エントリー学生への魅力付けなど、より丁寧な対応が求められる業務に充てていただくことができます。
設定の方法と、設定に関する注意事項はこちらからご確認いただけます。
2.定期的に設定内容をメンテナンスしよう
スカウト送付にかかる工数を削減できる便利な機能ですが、効果的に活用いただくためには設定内容の定期的なメンテナンスをすることがとても重要です。
‐なぜメンテナンスが必要?
ノーマルスカウト自動配信機能は、一度設定を有効にすると、設定を無効にしない限り同様の条件で送付が継続されます。
※設定中の条件で配信対象学生が不足した場合は、対象の限りの件数にてスカウトが配信されます。
つまり、
「指定した検索条件でヒットする学生がいなくなっていることに気づかず、当月のノーマルスカウトを使い切れなかった・・・」
「うっかり受付終了したインターンシップの案内で送付し続けてしまっていた・・・」
というような状況が起こりうるのです。
このような事態にならずとも、本来狙うべきターゲット学生へのアプローチのチャンスを逃してしまう可能性はありますので
より効果的に活用いただくために、月1回以上は設定の見直しをかけていただくことがおすすめです。
3.メンテナンス時のチェックポイント
では、具体的にはどのようなポイントを見直す必要があるのでしょうか?
実際の手順と考えられるケースに合わせてご紹介いたします。
①スカウト実績を確認する
まずは自動配信が無事に実行されているかどうか?確認しましょう。
スカウトの配信実績は、「スカウト分析」>「スカウト実績集計(単月/日別サマリ)」で確認をいただけます。
‐日別サマリで設定した条件での配信ができているか確認する
ノーマルスカウトの日別サマリをご覧いただき、指定した通数・曜日にて配信ができているか確認してください。
→指定した通数・曜日で配信ができていない場合の対処方法はこちら
‐月別サマリで当月付与されたノーマルスカウトの消費状況を確認する
当月付与されたスカウトは翌月以降に繰り越されず消滅するため、全通送りきることを目指して運用いただくことをおすすめいたします。
→月の合計スカウト配信数がスカウト付与数の8割を下回っている(スカウトを使いきれていない)場合の対処方法はこちら
②スカウトテンプレートの内容を確認する
スカウトメッセージの内容について、変更が必要かどうか確認しましょう。
特にインターンシップのコンテンツ切り替え時期や、早期選考から本選考への移行タイミングでは初回イベントの案内文の差し替えが必要になるケースが多いため、採用スケジュールに合わせて確認するようにしましょう。
③検索条件の内容と最新のヒット数を確認する
‐狙いたいターゲット像に変化はないか?確認する
配信対象学生の方向性に変化がある場合は検索条件を修正しましょう。
‐最新のヒット数は十分か?確認する
狙うターゲット像が据え置きの場合も、学生の登録状況や企業様のスカウトの運用状況によりヒット数には変動があります。
指定している検索条件で改めて学生を検索し、配信希望分のヒット学生がいるかどうか確認しましょう。
→学生検索結果の最新のヒット数が不足している場合の対処方法はこちら
④エントリー後に案内するイベントの登録状況を確認する
せっかく学生がエントリーしてくれても、その後のイベントへの予約をしてもらわないと実際にお会いいただくことができません。
案内中のイベントへの予約可能日程は十分に設けられているか?を確認し、エントリー後に予約先がない事態を防止しましょう。
また、「説明会管理」の機能を活用して日程を追加いただくと、すでに日程を案内している学生の画面上でも即時反映されます。
予約の機会を逃さないよう、新規日程が決まったら随時追加をするようにしましょう。
4.こんなときどうする?困ったときの対処方法
チェックポイントに合わせてメンテナンスをした際に
対処方法をご案内します。
‐指定した通数・曜日で配信ができていなかった
‐学生検索結果の最新のヒット数が不足していた
指定した通数・曜日での配信ができていない場合、指定した検索条件でのヒット数が配信時点で不足していたと考えられます。
最新のヒット数が不足している場合も合わせていずれの状態においても、検索条件を修正することでヒット数を増やす必要があります。
検索条件の広げ方のポイントについては、こちらからご確認ください。
‐月の合計スカウト配信数がスカウト付与数を下回っていた
検索条件のヒット数は問題ないのに当月のスカウトを送り切れていない時は、設定している1日の配信数が少ないことが考えられます。
例えば、週1回、1日100通ずつ送付する設定をしている場合、月で送れるノーマルスカウトの数は400通となります(100通×4週=400通)。
ひと月で送付可能なノーマルスカウトの通数が1,000通の場合、600通は送付できない計算になります。
このような場合は、1日あたりの配信数を増やしたり、配信の曜日を増やすなどして当月配信可能なノーマルスカウトを使い切れるように計画の上設定いただくことをおすすめします。
5.最後に
いかがでしたでしょうか?
簡単な設定で利用を開始できるからこそ、その後の管理が疎かになりがちです。定期的に実績を振り返り設定の見直しをすることで、より多くの学生からエントリーを獲得することに繋がります。
ぜひお伝えしたポイントをもとに、ノーマルスカウト自動配信機能を最大限活用してくださいね!