
検索条件の広げ方のポイントは?
ダイレクトリクルーティングにおいて、「検索条件」はスカウトテンプレートと同等かそれ以上に重要な項目です。
自社のペルソナから検索条件に落とし込んでスカウトを始めたが、対象学生が少なくなってきた...。
第一ターゲットの学生には既に送り切ってしまったので、次なるターゲット選定のための検索条件を設定したい...。
そんな方におすすめの記事です!
目次
検索条件を広げる際に重要な視点
- 自社のターゲット学生の要件から考える
キミスカの学生検索は、大項目( 基本項目 / 希望業種・職種・勤務地 / 学歴・専攻 など )はand検索となりますため、
検索項目を増やせば増やすほど、ヒット数としては絞られることになります。
非常に簡単な例ですが
勤務希望:東京都 × 「1週間以内にログインした学生」
という条件と、
勤務希望:東京都 × 「1週間以内にログインした学生」 × 大学キャンパス:東京都
という条件では、後者のほうがヒット数が絞られます。
検索条件の作り方のポイントは?の記事もお読みいただくとわかりやすいかと思いますが、
MUST要件とWANT要件の分類をしたうちのMUST要件を軸として残す、
WANT要件については緩和する、という視点で広げてみるのがおすすめです。
- MUST要件を違う捉え方で考える
採用ターゲットに対して、既に使用している検索条件とは違うアプローチで検索してみるのも一つの手法です。
例えば自社のMUST要件に
「コミュニケーション能力が高い」という軸があるとします。
求人や会社の社風に応じて、どんな場面でのコミュニケーション能力なのか?ということの深堀りを是非行っていただきたいです。
そのうえで、キミスカの検索条件に置き換えると下記のような探し方が考えられます。
「希望職種:営業 販売・接客 人事 宣伝・広報 講師・インストラクター」
「会社選びの軸:意見の風通しが良い コミュニケーションが活発」
「適性検査:人間関係を築いていく職務 リーダーシップを必要とする職務 戦闘力」
「フリーワード:アルバイト 接客 販売 営業 接する 上下関係 お客様 交渉力 営業力」など
自社の要件を違う視点で見つめ、検索条件へと落とし込んでいただけると幸いです。
ちょっと待った!その条件は、ほんとうに必要な条件ですか?
当初設定した条件をベースに広げていただく視点と、
そもそも当初設定した条件は本当に必要な条件なのか見直すという視点も、時には持っておくと良いでしょう。
- 希望業種・職種の絞り方
学生は就職活動が進むにつれて
希望業種や職種が変わる場合や、就活初期に登録したまま変更をしていないケースも大いにございます。
そのため、自社が属する希望業種以外についてもお試しください。
希望職種については、自社で想定している採用職種のほか、
関連職種についても選択肢に入れていただくのがおすすめです。
例)
営業職募集の場合・・・営業 事務 人事 コンサルタント 宣伝・広報
販売職募集の場合・・・販売・接客 店舗運営 営業 人事 など
また、希望業種・職種は、学生側で第三志望+興味ありまで登録項目があるため、
下記の通り4つの絞り込みを選べます。
第一志望:「第一志望」で登録している学生を絞り込みます。
第二志望:「第二志望」で登録している学生を絞り込みます。
第三志望:「第二志望」で登録している学生を絞り込みます。
興味あり:「興味あり」に業種・職種を登録している学生がヒットします。(学生側は業種・職種ともに5つまで「興味あり」の登録が可能です。)
- 学歴専攻の絞り方
ある一定の学歴専攻の基準を持たれている企業もいらっしゃいますが
その分、ほかの企業さまからもターゲットとされることが多く
競争率が高いため採用難易度が高い可能性がございます。
貴社でターゲットの設定をされる際のポイントとして
これまでにご活躍なさっている方で、学歴以外の共通項・・例えば、適性や過去に注力されていた分野などがございましたら、
そういった項目から掘り下げてターゲット選定を行っていくのも選択肢に入れていただくのもおすすめです。
- エリアに関する絞り方
大学キャンパス所在地 × 出身地 のどちらも検索条件を設定した場合、
条件数にもよりますが、ヒット数が少なくなるケースが多いです。
現住所なのか出身地なのか、どちらもそのエリアに縁があることに変わりませんので
どちらの条件を優先させるのか、もしくはそれぞれ分けての使用をおすすめいたします。
おすすめの検索条件設定方法
‐検索条件を複数作成する
これまで一緒に検索していた条件を分解し、複数の検索条件として作成することで
ヒット数を増やすことができます。
ーー
(例)
これまでの検索条件:1週間以内ログイン×希望業種×出身地×希望勤務地
新しい検索条件:
①1週間以内ログイン×希望業種×出身地
②1週間以内ログイン×希望業種×希望勤務地
ーー
条件を分解して複数の検索条件にすることで、ヒットする学生数を増やすことができます。
作成した検索条件には優先度に合わせて送付順をつけることで、より狙うべき学生層にスカウトを届けやすくなります。
‐マッチ度検索を活用する
マッチ度検索では、指定した検索条件と検索結果がどれだけマッチしているかを表示して、あいまい検索をすることができます。
従来の検索では検索条件が完全一致検索している学生のみがヒットする仕様でしたが、マッチ度検索を活用することでさらにターゲットを広げてスカウト送付をすることが可能になります!
ーー
学生検索>キャンセル>マッチ度検索
「条件指定」から検索条件を指定し、「表示」で検索結果を表示します。
ーー
「〇〇な学生が欲しいが、必須要件ではない」という条件が複数ある場合も、本来ターゲットになりうる学生を逃さずアプローチすることができます。
各条件の項目・優先度の見直しと併せて、上記2つの検索方法もお試しいただくことで
より多くのターゲット学生を発見することが可能になります。
最後に
今回は、検索条件の広げ方のポイントをお届けいたしました。
ポイントは2点、
- 自社の採用ターゲットに立ち返ること
- ほんとうにその条件は必要なのか見直すこと
となります。
貴社からのスカウトが、より学生さんに響きますように、
学生さんの就活時期やトレンドに合わせて、検索条件を見直していただけたら幸いです!