
「エントリー学生を接触まで繋げるキミスカ活用術」
母集団形成を成功させるには、採用広報開始前のプレ期間にどれだけ学生と接点を持てるかが大きなカギとなっています。
学生1人あたりが本選考に応募する企業数は、約13〜14社程度。年々応募社数は減少傾向にありますが、注目すべきはどのタイミングで出会った企業に応募をしているかです。
実は、本選考に応募した企業の内訳を見ていくと「インターンシップに参加した企業、またはプレ期間から興味をもっていた企業」が約8割を占めており、3月以降に興味を持った企業は約2割という結果になっています。
上記の結果より、採用目標人数を確保するためには、企業側もプレ期間の行動量の確保が必須となります。
<参考記事>
<確報版>5月1日時点の就職活動調査 ~キャリタス就活 学生モニター2025調査(2024年5月)
https://www.career-tasu.co.jp/research_archive_category/student/?data=2025
本記事では、プレ期間の中で1人でも多くの学生と接点を持つための「キミスカ活用術」をご紹介いたします。
目次
エントリー後の返信率を上げるためのポイント
ーキミスカで学生と会うまでの流れ
まず初めに、キミスカで学生と会うまでの流れをおさらいしましょう。
接点を持つまでの流れを分解すると、どこを改善する必要があるのか分かりやすくなります。
今回は「エントリー後、予約をしてもらう」「予約後、参加してもらう」ためのポイントについて解説いたします。
ーエントリー後の予約・参加率を上げるポイント
- エントリー後、企業からの返信が早い
- 企業から候補日を提示し日程調整をしている
- 学生が予約できる日程が多い
- イベントの内容や参加メリットを伝えている
キミスカで予約・参加率が高かった企業様の共通項が上記4つのポイントになります。
それぞれのポイントについてさらに細かく見ていきましょう。
1. エントリー後、企業からの返信が早い
学生のエントリーに対する返信は、エントリーから1日以内が理想的です。
多くの学生が各社の選考を受けながら、大学の合間を縫ってスカウトを確認していると考えると、
1日以上企業から音沙汰無し…という状況は、せっかくのエントリー者を逃がしてしまい非常にもったいないです。
ですので最も貴社への温度感が高い「エントリー時」に次のご案内を届けることが重要です。
こちらはキミスカの機能を利用いただくことで解決できますので、
「2.採用担当も学生も効率的にやりとりができるらくらく導線」の作り方」をご確認ください。
2. 企業から候補日を提示し日程調整をしている
日程調整の方法は様々ですが、説明会や面談の候補日は企業から提示するようにしましょう。
理由はただ一つ、学生の予約・返信にかかる工数と時間を短縮するためです。
企業から候補日を提示することで、学生はスケジュールを確認して予約をするだけなので、予約までのステップを短縮できるのです。
3. 学生が予約できる日程が多い
エントリー後すぐに次回の案内は届いたものの、「候補日が1日しかない、日程が直近すぎる」のでは予約にはつながりません。
理想は常に5日程以上、予約可能な日時が提示されている状態をつくることです。
多く日程を出せない場合は、予約ができない学生のアクションを明確にしてあげましょう。
例えば、「ご予約可能な日程がない場合は、柔軟に個別で対応をさせていただきますので、こちらのメッセージに候補日(平日●時~●時)を3つほどお知らせください。」のように、どこで・どのように返信をしたらいいのか、学生が迷わないようにご案内いただくだけで、
返信内容を考えるストレスが減り、別の方法での調整が可能になります。
4. イベントの内容や参加メリットを伝えている
学生にご案内いただくイベントは各社様異なるうえに、学生の行動量も日に日に減少していきます。
だからこそ、エントリー後のイベントは何か、どんなイベントで学生が参加するメリットは何かをきちんと開示し、
イベント自体にも興味を持ってもらう必要があります。
本記事の「3.エントリー時の温度を下げない!返信メッセージで行う魅力付け」で実際の文例もご紹介しております。ぜひご活用ください。
採用担当も学生も効率的にやりとりができる「らくらく導線」の作り方
前章では学生からの予約率を上げるためのポイントをご紹介しました。
実は、お伝えしたポイントは全てキミスカの機能を使いこなしていただくことですぐに取り入れていただくことができます。
また4つのポイントを網羅できることに加え、企業も学生も効率的にやり取りができる「らくらく導線」を作っていただくことが可能です。
ーご利用いただく機能
- 説明会管理
- エントリー自動返信
ーそれぞれの機能でできること
≪説明会管理≫
- キミスカ内で予約管理ができる
- CSVで日程の一括登録ができる
- 公開/非公開設定、公開日時設定ができ日程の管理がしやすい
- 予約完了メール、前日リマインドメールの配信が自動化できる
≪エントリー自動返信≫
- 学生がエントリーをした直後にメッセージを送ることができる
- スカウト種別ごとに返信メッセージの設定ができる
- 説明会の日程が添付できるため、即時に日程の案内ができる
この2つの機能を掛け合わせることで各機能を単体で使うよりも楽に、効率的に学生とやり取りをすることが可能になります。
まさしく、企業も学生も嬉しい「らくらく導線」なのです!
ー「らくらく導線」でご案内いただく際のイメージ
「らくらく導線」を取り入れることで、エントリー後の返信やリマインドにかかる時間は実質0分になります。
日々の返信作業にかかる時間を短縮し、その時間を学生へのアプローチ、選考中フォローにあてていただけたらと思います。
(各機能の設定方法)
・説明会管理:https://kimisuka.com/company/help/734/
・自動返信:https://kimisuka.com/company/help/1506/
エントリー時の温度を下げない!返信メッセージで行う魅力付け
前章でご紹介した機能の活用に加え、返信メッセージ(自動返信文)の内容をひと工夫いただくことで、
イベント自体に興味を持っていただくことが可能です。
ー記載いただきたい情報
- イベントのプログラム内容
- 参加メリット
- 所要時間、開催形式
- 参加後のフロー
この情報があることで、イベントに参加するイメージができ、予約ハードルを下げることができます。
また、イベント参加後の流れまで開示されているため安心して予約・参加いただけるようになります!
ー返信メッセージの事例
他社より母集団形成を一歩リード!「キミスカ新機能」のご案内
キミスカ2026より、プレ期の母集団形成を応援するべく「インターンシップ/企業情報公開オプション」を新たにリリースしております。自社の露出を増やすことが可能となり、学生への認知度向上が期待できる新機能です。
- 初回スカウト送付時にインターンシップ情報を添付し、予約を促すことができる
- すべてのキミスカ登録学生に対して、インターンシップ情報を公開できる
- キミスカサイト内だけではなく、Web上でインターンシップや企業情報を公開できる
「工数をかけられないけど、学生との接触数は増やしたい」といった悩みを抱えている企業様には、是非ご活用いただきたく思っております。
詳細はこちらよりご確認ください。
おわりに
本記事では、エントリー学生との接触確率を上げるためにキミスカでできることをご紹介いたしました。
機能的に解決できるもの、ひと工夫加えることでより効果を出していただけるものなど、
使い倒していただいた分だけ学生との接点数は上げていただけます。
本記事を通じて、エントリー後の対応を見直し・ブラッシュアップいただけましたら幸いです。