
後期採用特集「選考中の離脱・辞退を防ぐためにやるべきこと」
学生一人当たりのエントリー社数や選考参加社数が減少している昨今、選考中の辞退はできるだけ防ぎたいものです。
そこで今回は、辞退の要因となる企業側の対応について、学生の生の声も交えながら詳しくお伝えいたします。
今からでも改善できるポイントばかりですので、自社の選考・学生対応を見直すきっかけにしていただければ幸いです。
目次
グローアップ採用担当が語る「後半期の採用成功のために行っていること」
① これから採用したい学生の特徴を明確にする!
② スカウト送付量を増やす!
③ 候補者に合わせたフォローを行う!
グローアップ採用担当が語る「後半期の採用成功のために行っていること」
弊社グローアップでは、通年採用として大学4年生の夏時期についても採用活動を行っています。
そこで新卒採用担当に、後半期だからこそ行っていることを3つ教えてもらいました!
① これから採用したい学生の特徴を明確にする!
② スカウト送付量を増やす!
③ 候補者に合わせたフォローを行う!
① これから採用したい学生の特徴を明確にする!
グローアップでは採用活動開始時に、画像にある3つのペルソナを設定していました。
しかし後半期に入ると動いている学生層の変化や実際の採用難易度を考慮し、ペルソナを①②に絞り、
そこに向けたスカウト文や企業ページの見直しを行いました。
ペルソナを設定していない企業様も、これから採用したい学生・採用できる学生がどんな人なのかを明確にすることで、
キミスカでのアプローチがしやすくなります!
<参考:ペルソナ設計の方法とは?>
② スカウト送付量を増やす!
出典:就職プロセス調査(2026年卒)「2025年5月15日時点 内定状況」
5月15日時点での内定率は79.9%と昨年よりも1.8ポイント高くなり、就職活動を継続する学生も減少傾向にあります。
キミスカでも同様に新規登録者やアクティブな学生は減ってきていますが、「ログイン日」で絞っていただくことで、まだまだ企業様からのアプローチはご実施いただけます。
弊社の採用でも、スカウトの再送信を活用しながらゴールド/シルバースカウトは毎月送り切っています!
③ 候補者に合わせたフォローを行う!
ー初回接点の参加ハードルを下げる
後半期に就活をする学生は限られているため、エントリーしてくれる学生は非常に貴重です。
一人でも多く接点が持てるよう、初回イベントの参加ハードルは下げていただくことがおすすめです。
≪グローアップでの取り組み≫
「面談兼一次選考」を実施し、面談というカジュアルな形式で学生の本音を引き出し、優秀な学生には次のステップに案内するフローで対応しています。
ーTPI適性検査の結果を用いたフォロー
自ら企業を調べてエントリーするナビサイトとは異なり、スカウト型ではエントリー時点での志望度にばらつきが生じることがあるため、
志望度を向上させる取り組みが必要です。
≪グローアップでの取り組み≫
弊社では全社員が適性検査(TPI適性検査)を受けており、学生にも同様の適性検査を実施しています。
その結果を活用し、志望度を高めるために似た傾向の社員との座談会を行ったり、情報提供を行うなどの工夫を実施しています。
ー就活フェーズに合わせたフォロー
学生ごとに就活の進捗が異なるため、採用担当者がメンターのようなポジションで学生をサポートし、定期的にコンタクトをとることが重要です。
≪グローアップでの取り組み≫
就活を始めたばかりでやりたいことや軸がまとまっていない学生には、会社を紹介するだけではなく、
一緒に自己分析を行い整理する時間を(面談)を設けました。
その結果、整理した内容を最終選考で活かし、内定に結びつけることができました。
これまでのフォローの積み重ねが、他社バッティングを乗り越え、最終的には承諾を得ることができました。
最後に
本記事では、選考中の離脱や辞退を防ぐための取り組みについてご紹介しました。
学生の数が限られる後半期の採用では、一人ひとりとどれだけ丁寧に向き合えるかが重要です。
本記事で述べたポイントや選考中のフォローが、貴社の採用活動にお役立ていただければ幸いです。