
23卒新卒入社社員が語る、Z世代就活生は就活ツールをどう活用しているのか
- キミスカで就活をしている学生は受け身で消極的な学生が多い
- 自分で企業を探すのが面倒だからキミスカに頼っているんじゃないの?
と思っている方へ!!
実はそんなことはございません。
むしろキミスカを利用している学生は就活に積極的で自ら進んで情報収集をしている学生が多いです。
キミスカを利用している学生の多くはナビサイトとキミスカを併用しており、目的に合わせてそれぞれを使い分けているのです。
実際に23卒入社の私もナビサイトとキミスカを併用し、キミスカ経由で弊社に入社しております。
本記事では私の体験談を交えながら、ナビサイトとキミスカそれぞれの利用目的とそれを踏まえたうえでのキミスカの活用方法をお伝えします!
◆筆者紹介
櫻井日向
2023年卒としてグローアップに入社しました。
就活当時はキミスカと大手ナビサイトを併用して就活を進めていました。
第一志望業界は出版業界でしたが、社風やキミスカの「ありのままの就活を」というコンセプトに強く共感し、グローアップへの入社を決めました。
目次
1. 学生がナビサイトを利用する目的は?
2. 学生がキミスカを利用する目的は?
3. 学生の利用目的を踏まえたキミスカの活用方法
4. 最後に
学生がナビサイトを利用する目的は?
学生がナビサイトを利用する主な目的は、「自身がもとより志望している企業や有名企業にエントリーするため、志望業界の企業を調べるため」です。
学生の多くは自分の行きたい企業・業界をある程度定めて就職活動を行っています。
そのため、就活を始めたらまずはナビサイトに登録して志望企業にエントリーすることが多いでしょう。
しかし、特に就活の初期では学生の持っている情報が少ないゆえに、ひとまず有名企業や人気業界を志望している学生も多く、
本当に自分に合っている企業や業界を見いだせていない学生が多くいます。
学生時代の私も「本が好き」という理由で出版業界を志望しておりました。
しかし一方で、「好きなものを仕事にしても大丈夫なのか」、「自分に編集などの業務は合っているのか」などの葛藤もあり、
自分に合う企業は視野の外にも存在するのではないかと考え始めました。
そこで、志望業界以外の自分に合う魅力的な企業と出会うために利用し始めたのがキミスカでした。
私のように志望業界はありつつも視野を広げたいと考えている学生は多く、そのような学生がキミスカとナビサイトを併用しているのです。
次章からは、学生がキミスカを利用する目的についてより詳しくご説明します。
学生がキミスカを利用する目的は?
学生がキミスカを利用する主な目的は、「自分がまだ出会えていない企業、志望業界以外の企業に出会うため」です。
先述したように、志望業界が本当に自分と合っているのか分からないという学生は多く、
そのような学生の多くは志望業界の視野を広げたいという目的でキミスカを利用しています。
実際に25卒キミスカ利用中の学生の利用目的を調査したところ、以下のような結果となりました。
<2023年8月実施 25卒学生アンケート結果>
「志望業界の視野を広げるため」と回答した学生が27.6%、「相性の良い企業と出会うため」と回答した学生が29.9%という結果となりました。
上記の結果からキミスカに登録している学生は知名度や規模、業界にとらわれず、幅広い企業を見ている学生が多いということが分かります。
このように、キミスカにはより自分に合った企業を効率的に探すことが目的で利用している学生が多くいます。
そのような学生の利用目的を理解することでよりキミスカを有効に活用することができます。
次章では学生の利用目的を踏まえたうえでのキミスカの有効な活用方法についてお伝えいたします。
学生の利用目的を踏まえたキミスカの活用方法
この章では学生の利用目的を踏まえたうえでのキミスカの活用方法を2つお伝えいたします。
①業種がマッチしない学生にもスカウトを送ってみましょう!
先述したように学生がナビサイトとキミスカを利用する目的は大きく異なります。
この利用する目的が異なるという視点が非常に重要となります。
このように企業名・企業規模への優先度が高く、譲れない条件である学生ならば、
ナビサイトから検索した企業の選考を受けていれば、就活シーズンの予定を埋めつくすことができます。
一方でキミスカへ登録する学生は、企業名・企業規模がマストではなかったり、未知の業界や企業を知りたいという学生が多くいます。
さらに、就活の早期であれば志望業界が定まっている学生は約半数となっております。
そのため、ターゲットや時期によっては志望業界は絞り込みすぎずにスカウトを送付することも重要になります!
<2023年6月実施 25卒学生アンケート結果>
回答者数:117名
②学生の志望度を育てる
ナビサイトとキミスカは学生の利用目的の他にも学生がエントリーに至る経緯が大きく異なります。
このようにナビサイトの場合は学生から企業様にアプローチをかけますが、キミスカの場合は企業様から学生にアプローチをかけることになります。
そのため、学生がエントリーをした段階での初期の志望度に差がございます。
ナビサイト経由の学生様とまったく同じ対応をしていては、「志望理由をきかれても…」「あんまりこの企業のこと知らないな」
と学生からの興味は薄れていくばかりです。
そのため、キミスカ経由の学生の場合は「学生の志望度を育てる」ということが非常に重要になります。
エントリーがあった学生には個別面談や座談会などに参加いただき、その中で貴社の魅力付けを行っていく選考を心掛けるようにしましょう!
実際に私もキミスカを活用するなかで、実際の企業からスカウトをいただいた際は、
企業を知らないどころかその業界への興味もほとんどございませんでした。
しかし、スカウト文から「本当に自分に興味をもってくれている」と感じられ、とりあえず説明会だけでもと思い、エントリーに進みました。
すると、想像していた堅い面接とは大きく異なりました。
生い立ちや趣味など、自分の芯となる部分に興味をもって面接していただいたことをよく覚えています。
そのような選考の中で、徐々にその企業への興味や志望度が増していき、いつのまにかその企業が第一志望になっていました!
私のように、もとの志望業界は入社する企業とまったく違うという学生もキミスカにはたくさんいます。
※下記、キミスカ利用学生のインタビュー記事です。
https://kimisuka.com/contents/howto/26369
学生の利用目的やエントリーに至る経緯などがナビサイトとは異なることを踏まえて、キミスカを活用していきましょう!!
最後に
いかがでしたか?
キミスカを利用している学生は業界や規模にとらわれず、幅広い企業様に出会いたいと考えている積極的な方が多くいます。
学生の利用目的を理解して、今まで出会えなかった学生にどんどんアプローチをしていきましょう!!