
ピンポイント採用をするために効果的な使い方とは?
キミスカを利用開始したからには、「自社が欲しい人材をピンポイントな採用をしたい!」という企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。
ナビサイトとは異なり、スカウト型採用は「自社の設定した求める学生」に対してアプローチをすることで、採用成功するツールということは、皆様もご存じの通りかと思います。
本記事では、「ピンポイント採用」について、どのように実際の採用活動で実践をしていったらよいのか、具体的な事例も交えながらお伝えしていきます。
目次
1. ピンポイント採用とは?
2. ピンポイント採用を成功させるには
-基礎編
-応用編
3. 実際のキミスカでの事例
4. 最後に
ピンポイント採用とは?
一言で言うと、「大規模な採用ではなく少数精鋭的に絞り込んでの採用」となります。
例えば、
- 特別な素質が必要な少数採用の職種
- 学生にあまり知られていないナビ媒体で応募が来づらい職種
の場合などに実施されることが考えられます。
今回は実際の事例も交えながらピンポイント採用のアプローチ方法について説明していきたいと思います!
ピンポイント採用を成功させるには
- 基礎編
スカウト型といわれるダイレクトリクルーティングサービスはピンポイント採用にピッタリな採用サービスです。
理由として、欲しい人材の条件で絞り込み、限定的なターゲットにピンポイントでアプローチできるからだといえます。
しかし、スカウト型のツールを使っていてもアプローチが的確でなければその効果は十分に発揮できません。
スカウト開封前に見ることができる企業ページでのアピールやスカウトテンプレートの丁寧さ、スカウト特典での選考フローの短縮など特別さを感じさせる工夫が必要になります。
ここからはキミスカでの運用のコツを紹介していきます。
- ①企業ページの工夫
スカウトを受け取った時点で見ることができる、「企業ページの情報が十分に揃うか」がエントリーのカギになる場合が多くございます。
特に、企業ページの中でも大きく表示されるカバー画像は「企業の魅力が伝わるものか、目立つものか」が重要になります。
そのため、企業ページは魅力的に作成する工夫が必要になります。
企業の情報が十分でないと選考に進むにあたっての不安が大きくなります。
企業ページに詳しく記載することが、「学生が安心してエントリーする」ことに繋がります。
「どんなことをしている企業なのか」「強みはどういった点なのか」
といった企業の基本情報だけでなく、「どんな人を求めているのか」についても伝えると、より学生は自分にスカウトが届いた理由や、就職後のイメージをすることができ、エントリーにつなげることができます。
企業ページは企業の魅力がより伝わるように工夫をしましょう。
- ②スカウトテンプレート、メッセージの工夫
スカウト文はエントリーするかどうかを考える重要な要素です。
ピンポイント採用では多くの学生に一様に送るような採用活動よりも丁寧さを意識することが重要です。
「スカウト文を受け取る」ことが、企業と学生の最初の接触になるため、その文章での印象はその後の選考に参加するかどうかに大きく影響があります。
例えば
「自己PR」からだけでなく「学生の経験」や「将来なりたい自分像」など複数の項目から魅力に感じた点を書く
-
学生の悩みに寄り添う
→就活の相談役のようなポジションになる
このように個別の対応を意識し、工夫することで受ける印象が大きく変わります。
メッセージの内容には工夫が必要になります。
ピンポイント採用ではさらに丁寧さを意識しましょう。
▼複数の項目から魅力に感じた点を書いた丁寧なスカウト文例
- ③ピンポイント採用に効果的なスカウト特典
- 個別面談アリ
- 書類選考なしのキミスカ特別選考フロー!
といった「キミスカ限定の特別なフロー」を作ることをおすすめいたします。
キミスカではゴールドスカウトに「スカウト特典」という特典を付けることができます。
この機能を積極的に活用いただくことで、ピンポイント採用成功に近づけることができます。
スカウト特典をつけると開封前の受信ボックスで「特典有り」と目立って表示されます。
特典を付けることで開封率アップに繋がった企業様の例も多くあるためおすすめの機能です。
また、大規模な採用では工数の問題も大きいため選考のスキップや個別の面談など特典を付ける事が難しい場合も多いかと思います。
ピンポイントな採用ならではの個別対応をすることで、他の大規模な採用との差別化ができるのではないでしょうか。
例えば、キミスカの学生プロフィールが詳細に書かれている場合、
書類選考なしでの案内
- 選考に参加するうえでの不安をなくすために、選考前に個別面談等を提示する
キミスカの基本的な機能以外の部分でも工夫は重要になります。
ことも有効です。
ゴールドスカウトを送る特別な学生にスカウト特典を付け、
限定フローでの案内をするのもピンポイント採用ならではの施策です。
- 応用編
キミスカの基本的な機能以外の部分でも工夫は重要になります。
企業ページやエントリーするまでのメッセージが良くても、その後の選考で一般的な採用と同じ対応では学生側も貴社の魅力を感じづらくなってしまいます。
その大きな理由の1つが「スカウトをもらった」という特別感が薄れてしまうためです。
選考の中で個別に対応されているか、ナビサイト経由の学生とは違った特別な選考フローで進んでいるか等が重要になります。
ここからは選考プロセスの中でピンポイント採用を成功させるコツを紹介していきます。
- ①学生に合わせて選考プロセスを個別化する
時期や、途中の選考の結果によって、個別的に選考プロセスを変えることも有効です。
理由として、エントリーした後、案内先がナビと全く同じではスカウトの特別感がなくなってしまう為です。
また、選考フローが長かったりナビ等他のサービス経由の学生と同じでは特別感が薄れ、離脱が発生する場合もございます。
例えば、「早期選考フロー」や「書類選考免除」のような特典を付け、短期間の選考で案内したり、
接触後に面接官ではない社員(リクルーター担当など)から丁寧にフィードバックを行ったりすることで信頼感の向上と就活への学びとしてメリットを感じる学生もいます。
時期によっては「早期選考フロー」や「書類選考免除」のような特典を付けて選考フローを短縮してみる、
または面談後の個別のフィードバックなど丁寧な対応を心がけるのはいかがでしょうか?
- ②初回接触を個別面談に
採用活動の初回接触は、一般的にはインターンシップや説明会など複数名の学生に向けて情報提供をするケースが多いですが、ピンポイント採用を行う場合は「個別の」面談形式などの工夫をしたほうが企業理解や意向度醸成に繋がります。
Z世代の学生は、より個別化されたコンテンツに強い関心を示します。
かつ、スカウト型の性質上「多くの人が好みそうな広い訴求」よりも「あなたにだけ刺さる」といった提案のほうが、学生の心を動かします。
学生にとって個別に対応してもらえるという特別感も生まれます。
例えば、企業の説明を行うにしても、「複数名/大人数形式」ではなく「個別/少人数の面談形式」で説明会を行ったりすることで学生の特別感を醸成できます。
こういった初回接触として個別形式の面談設定をすることで、より学生の志望度の向上に繋げていただければ幸いです。
- ③面談等の初めの方の接触で経営層(CEOや部門責任者など)が対応し特別感をアップする
選考の初期の段階で、自社の経営層や今後一緒に働くであろう部門の責任者と接点を持てるというのは、学生にとって特別感と企業への深い理解を促進します。
多く集めて多く落とすような採用ではなかなかできない対応となるため、他企業との差別化ができるためおすすめです。
実際に取り組んでいただいた例としては、CEOやCTO、あるいは配属予定の部門の責任者が選考初期の面談に対応し、初期段階の面談の中で直接企業のビジョンや理念を共有したり等がございます。
最初の面談でCEOや代表が対応することで大規模な採用との差別化をし、印象的かつ志望度アップにつながる選考を目指しましょう。
実際のキミスカでの事例
①事業内容:福祉 従業員規模:100~300名 企業A社
その職種を募集をしていることを知らない学生も多いため、まず知ってもらうことは重要です。キミスカ限定で募集している職種にスカウトされたという特別感もあります。
開封前に見ることができるカバー画像に「キミスカ限定」「○○職候補募集!」と募集したい職種を書くことでキミスカでしか募集していない特別な求人情報だということをアピールすることができます。
キミスカ限定での求人の場合、それをぜひスカウト時点で訴求しましょう!
②事業内容:IT・WEB 従業員規模:100~300名 企業B社
選考の初期段階で企業のことを深く理解している人が対応することで大規模な採用とは違った印象を受け、印象に残るのではないでしょうか。
また、企業のビジョンを選考の初期に共有することで共感する学生にとって動機付けになります。
CEOや代表が選考初期の面談に対応することで
企業のことを詳しく知っている、学生からも特別感のある役員との面談等は効果的なのではないでしょうか。
最初の面談でCEOや代表が対応することで印象的かつ志望度アップにつながる選考を目指しましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
ピンポイント採用ならではの点に着目して効果的な運用についてお伝えしました。
ピンポイント採用では大規模な採用よりもさらに丁寧な個別の対応が重要になります。
また、ピンポイント採用は的確なペルソナ設計とそのターゲットに合った訴求がカギになります。
よろしければ、下記記事も併せてご覧くださいませ。
▼ペルソナ設計の方法とは?
https://support.kimisuka.com/blog/57
多数採用の場合、どうしても1人の学生と関わることができる時間が少なくなってしまいます。
そのため、多数採用ではなくピンポイント採用だからできる施策も多くあります。
多数採用と同じ訴求方法ではなく、少数のターゲットへの対応として工夫することが重要になります。
例えば
- メッセージで個別のカスタマイズをプロフィールの複数項目から抜き出し、丁寧に行う
個別の面談という形で企業説明会をする
などピンポイント採用ならではの1人1人への丁寧な対応を心がけましょう。
ピンポイント採用には大規模な採用の方法と比較して特に個別対応的な施策が必要であり、
ターゲットに対して的確な情報やアピールをすることが重要です。
より効果的な使い方でピンポイント採用を成功に導きましょう。