
検索条件の作り方のポイントは?
ダイレクトリクルーティングにおいて、「検索条件」はスカウトテンプレートと同等かそれ以上に重要な項目です。
なぜなら、自社がアプローチしたい層を適切に検索できていないと、
スカウトを送ってもなかなか刺さらず、うまく振り向いてもらえないからです。
また、仮にエントリーをしてくれて会えたとしても、ターゲット学生でなかった場合
結果的に採用には繋がらないですよね。
落とす選考をなくす、本当に採用したいターゲットとマッチングするために必要な検索条件の設定方法をお伝えします!
目次
ターゲット選定(検索条件の設定)の鉄板
- とりあえず選択した方が良い項目ってあるの、、?
- どんな項目を選択すれば良いかわからない!
そんなお悩みはございませんか?
そんな方に、ほとんどの検索条件で使用できる必須項目をご紹介します!
①「1週間以内にログインした学生」
できればなるべく反応してくれそうな学生たちに優先的にアプローチしたいですよね。
そんな時に活用できるのがこの項目です。
こちらの項目はどの検索条件にも必須で加えていただきたいです。
この項目は「キミスカに1週間以内に最終ログインをした学生」を絞り込むものです。
同様に3日以内、1カ月以内ログインを絞り込む項目もありますが
ある程度の検索ヒット数を保ちつつ、反応してくれそうな層を抽出できますので
こちらの項目が1番おすすめです!
②「自己PRを1つ以上入力している学生」
スカウトにはカスタマイズが重要ですし、カスタマイズをするならしっかりと自己PRを書いてくれている学生に送りたいですよね。
学生は追加プロフィール情報として
- 自己PR
- 過去の印象的なエピソード
- 将来なりたい自分像
の合計3つの内容を登録することができますが、
こちらの検索項目は3つの内「1つ以上を記入している学生」を絞り込むことができます。
きちんと自己PRを登録している=キミスカを積極的に使っている学生ということもあるので
ぜひ優先的にアプローチしていただくことがおすすめです。
③「スカウトした学生を除く(予約配信予定は含む)」
キミスカでは1人の学生に対して合計3回までスカウトを送ることが可能ですが、
基本的には1通目でエントリーを獲得することが最も重要です。
逆に、1回目で振り向いてもらえていないと2回、3回とアプローチをしても振り向いてもらうのはかなり難しくなります。
そのため、なるべくまだスカウトを送ったことがない層に対して優先的にアプローチをしていくことがおすすめです。
検索条件の作り方のコツ
- 採用ターゲットのイメージはあるが、それをどうキミスカで検索すれば良いかわからない
そんなお悩みはございませんか?
そこで、自社の採用ターゲットを適切に検索で見つける方法を4STEPでご紹介します!
例を用いて解説していきますので、一緒に実践しながら読み進めていただけたら嬉しいです。
- ターゲット学生の要件の明文化
まずは自社のターゲット学生像を言語化していきましょう。
ターゲット学生像というと、専攻や人物面、スキル、志向性など、構成する要素は様々かと思います。
なるべく「判断基準が明確なもの」が好ましいですが、もし明確化できないとのことでしたら
それが「どの程度必要なのか」を設定できると、ターゲットの絞り込みがしやすくなります。
(そもそも自社のターゲット学生像が明確ではない、ということでしたらまずはそちらを決定されることがおすすめです)
例えば下記のようなイメージです。
- MUST要件、WANT要件に分類する
自社のターゲット学生像の言語化ができたら、
次はそれぞれの要件に優先順位を付けていきましょう。
もちろん、すべての要件を満たしている学生がベストではありますが、
あまりに条件を絞り込み過ぎると対象となる学生が少なくなり過ぎてしまいます。
また、細かく順位をわけ過ぎるとかえって複雑になってしまいますので、
その要件が「MUST」なのか「WANT」なのか、2つくらいに分類するのがおすすめです。
MUST要件:採用するにあたって必須の要件。
これを満たしていないとそもそも会社として採用できない。
WANT要件:できればあって欲しい希望の要件。
できるだけ満たしている学生を狙っていきたい。
先ほどのターゲット像を「MUST」「WANT」に分けると下記のようなイメージです。
- キミスカの検索項目に変換する
要件の分類までできたら、もう一息です。
いよいよそれぞれの要件がキミスカの検索項目のどれに当てはまるのか、確認していきましょう!
※部活動や経験、将来像など、検索項目にそもそも存在しないものは「フリーワード」の活用がおすすめです。
- 項目を使用して検索し、ヒット数を調整する
検索項目への変換が完了したら、いよいよ実際に検索してみましょう!
検索してみて、ヒット学生数はいかがでしたか?
学生ヒット数は、安定的に学生と接触するためにはある程度のボリュームが必要です。
加えて、学生のログイン頻度などによって変動しますので
キミスカの月の送付可能スカウト数の120~150%ほどあると安心です。
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ゴールドスカウト 50通/月の場合・・・70件ほど
シルバースカウト 150通/月の場合・・・200件ほど
ノーマルスカウト 1,000通/月の場合・・・1,200件ほど
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検索してみて、絞り込み過ぎて全然ヒットしていない場合は、
WANT要件の中の優先度の低いものから外して対象を広げていきましょう。
逆に、ヒット数が多すぎる場合はうまく絞り込みをかけられていない可能性がありますので、
自社の各選考フェーズの基準と照らし合わせて「ターゲット学生像の言語化」から再度実施することがおすすめです。
ヒット数の調整ができましたら、検索条件を保存して
対象となるグレードのスカウトを要件にあわせてそれぞれ使用してアプローチをしていきましょう!
例えば、下記のようなイメージで使い分けるのもおすすめです。
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MUST+WANTで可能な限り絞り込んでいる → ゴールドスカウト対象
MUST+WANTの優先度が高い項目で絞り込んでいる → シルバースカウト対象
MUSTのみ満たしている → ノーマルスカウト対象
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採用計画によってはターゲット学生像も複数あるかと思いますので、
それぞれお試しいただけたら幸いです。
ターゲットごとの検索軸 〜おすすめ事例集〜
- ターゲット学生のおすすめの検索条件を知りたい
- 他社がどんな検索条件を使用しているか知りたい
そんなお悩みはございませんか?
そこで、キミスカご利用企業様で実際に使用されている検索条件をご紹介します!
自社の採用ターゲット学生を検索する際の、検索条件の参考になりましたら幸いです。
※注意
あくまで他社様が自社の採用ターゲット学生を検索するために使用している条件です。
自社のターゲットと必ずマッチする条件ではございませんので、予めご了承くださいませ。
①体育会系学生
▼基本項目
1週間以内にログインした学生/自己PRを1つ以上入力している学生/スカウトした学生を除く(予約配信予定は含む)
▼フリーワード
体育会 部活
②ベンチャーマインドを持っている学生
▼基本項目
1週間以内にログインした学生/自己PRを1つ以上入力している学生/スカウトした学生を除く(予約配信予定は含む)
▼会社選びの軸
新しいことに挑戦できる/20代のうちから裁量権を持って働くことができる/将来経営に携わることができる/新規事業立ち上げに関わることができる/
上長に臆せず意見が言うことができる/社員同士の仲が良い
▼適性検査
リーダーシップを必要とする職務 高い
フットワークの軽さを必要とする職務 高い
過去に事例のない新しい職務 高い
戦闘力 高い
③バリバリ営業マン
▼基本項目
1週間以内にログインした学生/自己PRを1つ以上入力している学生/プロフィール写真を登録している学生/スカウトした学生を除く(予約配信予定は含む)
▼希望業種
※自社に該当する職種
▼希望職種
営業
▼会社選びの軸
実力主義で昇給や昇格が決まる/既存のサービスを成長させることができる/達成感や成果を実感できる
▼適性検査
人間関係を築いていく職務 高い
フットワークの軽さを必要とする職務 高い
会社選びの軸でのセグメント
会社選びの軸は「学生が就職活動で大切にしている軸」を検索できる項目です。
有効に活用することで、志向性がマッチした学生にアプローチすることが可能です。
とはいえ、自社が会いたい学生がどの項目を選んでいるのかわからなくて
選び辛い、、なんてこともあるかもしれません。
そこで、会社選びの軸の各項目を、学生の就活の軸の属性に合わせて分類分けをしました!
自社のターゲット学生がどの属性の子なのか、検索条件を設定する際のご参考になりましたら幸いです。
①成長軸
新しいことに挑戦できる環境がある
20代のうちから裁量権を持って働くことができる
実力主義で昇給や昇格が決まる
将来経営に携わることができる
新規事業立ち上げに関わることができる
達成感や成果を実感できる
②安定・環境軸
堅実にコツコツと業務を進められる
既存のサービスを成長させることができる
学んできた技術や経験を活かした業務ができる
ワークとライフどちらも全力で取り組める
③人・社風軸
幅広い人や物に関わることができる
上長に臆せず意見を言うことができる
社員同士の仲が良い
社内イベントが多い
④社会貢献・理念軸
世の中への大きな影響を与えられる
社会や地域に貢献できる
グローバルに活躍できる・海外で働く可能性がある
最後に
いかがでしたか?
キミスカは学生の3人に1人が使用しているサービスですので、
適切に検索をしなければターゲット学生とうまくお会いしていただくのは難しくなってしまいます。
検索項目をうまく活用して「自社が採用したい学生」とのマッチングを体験いただけましたら幸いです!