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早期採用の重要性と成功させるための秘訣

  • 年々学生の応募者数が減ってきた・・・。
  • 早期化っていうけど、採用活動は早めた方が良いの?

採用活動・就職活動の形態が変化している中、
このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、早期採用の重要性と押さえておきたいポイントをキミスカで早期採用を成功させた企業の事例も交えつつ紹介します!


  1. 早期採用が重要な理由
  2. インターンシップについて
  3. 24卒で早期に接触した就活生から承諾を獲得した事例
  4. 最後に


早期採用が重要な理由

近年、新卒市場でよく耳にする言葉が「早期化」です。早期化とは就活生の就職活動、企業側の採用活動を行う時期が早くなることを指します。表1・図1を見てわかる通り、就活生の内定を獲得する時期は年々早くなり、それに伴い進路を確定する時期も早くなっていることがわかります。
表1 就職内定率

図1 進路確定率

<参考記事>
就職みらい研究所【就職プロセス調査(2024年卒)「2023年6月12日時点 内定状況」】(2023年6月)株式会社リクルート
https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2023/06/naitei_24s-20230623.pdf

特に理系学生や関東エリアの学生ほど早期に内定を獲得し就職活動を終了する傾向にあります。採用活動を行う時期が遅くなるほど就活生と接触できる機会が減っていき、採用が難航する恐れがあります。できる限り採用時期を早めることが重要と言えます。

では、いつから採用活動を始めるのが良いか?理想は夏インターン期からだといえます。

図2 インターン参加時期の分布


<参考資料>
キャリタスリサーチ【インターンシップ等に関する特別調査】(2023年3月)株式会社ディスコ
https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/04/internshipchosa_202304.pdf

図2を見てわかる通り、23卒・24卒学生が最も多くインターンシップに参加していたのが、夏インターンシップです。就活生が活発に行動する時期に採用活動を行い接触数を増やすのが採用成功のポイントとなるでしょう。

インターンシップについて

ここでは、インターンシップについてより深堀していきます。そもそもなぜインターンシップを行う必要があるのか、就活生はインターンシップに何を求めているのかを理解することで早期採用成功に近づくことができます。

‐ インターンシップの重要性

図3 インターンシップに参加した企業の選考に進んだ割合



図4 内定承諾をした企業のインターンシップに参加していた割合


図3、図4はキミスカ利用学生に向けて行った学生アンケートの結果です。
まず図3を見ると約半数の就活生が「インターンシップから選考に進んだ」と回答していることから、インターンシップで見たこと・聞いたことは選考に応募する際の1つの判断材料になることがわかります。インターンシップは「選考への集客」という点で今後も重要なポイントになりそうです。

また、図4を見ると内定承諾先の企業のインターンシップには43.8%の就活生が参加していたことがわかりました。インターンシップに参加したことで業界理解や企業理解が進み、就活生の意思決定の手助けになっているのかもしれません。
さらに下の図5をご覧ください。


図5 インターンシップの参加状況推移

<参考資料>
キャリアリサーチLab【2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)~9月までの振り返り~】(2022年10月)株式会社マイナビ
​​​​​​​https://career-research.mynavi.jp/reserch/20221028_38586/

就活生のインターンシップへの参加経験・平均参加企業数は年々増加しています。今や就活生にとってインターンシップの参加は当たり前になりつつあります。この機会を逃さず、就活生との接点をどんどん増やしていきましょう。

‐ 夏インターンシップに参加する理由

ここでは、就活生が夏インターンシップへ参加する理由を見ていきます。図6は株式会社リクルートが2022年9月時点で24卒学生に向けて行ったアンケートです。最も回答数が多かったのが「業界理解を深めたいと考えたから」です。大学3年次の夏時点では、業界に関する十分な知識を得られていない・自分が志望する業界を絞り切れていない就活生が多いです。このことを踏まえてインターンシップの企画や訴求が行えると「学生が求めているもの」とのギャップを減らし、満足度の高いインターンシップができるでしょう。

図6 インターンシップ・1day仕事体験に応募したきっかけ

<参考資料>
就職みらい研究所【2024年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査】株式会社リクルート
https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2022/11/topic_24s_20221101.pdf

24卒で早期に接触した就活生から承諾を獲得した事例

最後にキミスカで早期から採用活動を行い、採用成功した事例を紹介します。少しでも早期採用の参考になれば幸いです。

- 事例1

- 事例2

最後に

いかがだったでしょうか。上記2社は夏インターンシップ経由で内定承諾者が出ている企業です。もちろん早期から採用活動を始める分、就活生を繋ぎとめるための工数や施策が追加で必要にはなりますが、接触数や魅力付けの場を増やせるというメリットがあります。
特に、ここ数年で応募者数や接触数が減ってきたと感じている企業は、ぜひ採用活動を前倒しし、早期採用にチャレンジしてみましょう!