
ファーストコンタクト率を向上させるポイントは?
エントリーが来て、説明会にも予約が来た!が、当日キャンセルや無断欠席になってしまって結局参加までたどり着かない…。
そんなお悩みはありませんか?
エントリーしてくれたからにはぜひ説明会、面談に参加していただきたいですよね。
学生さんが参加してくれるにはどうしたらよいのか、今回は事例を交えながらまとめました。
少しでも参考になりましたら幸いです。
目次
学生が参加したいと思う案内をする
現在の就活生はSNS世代といわれ、様々な情報を得て就活をしています。
キャリタス就活のアンケートによれば、1人当たり平均で対面5社、オンライン13社の説明会に参加しているようです。
※キャリタス就活 学生モニター2026 調査結果(2025 年 5 月発行)
かつてのように「100社エントリーし、説明会に参加する」時代ではなくなった今、多くの企業、多くの情報の中から「参加したい!」と選んでもらえるコンテンツ発信が重要です!
その際、エントリー後のメッセージも、説明会の概要も気を抜かず両方しっかり記載するのがおすすめです。
▼説明会案内のポイント
ポイント1:参加したい!と思える具体的な内容を追加
ポイント2:他社様との違い、魅力点を追加
ポイント3:参加メリットを追加
▼改善前の説明会概要例
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当日は弊社の会社概要・事業内容のご説明と若手社員による座談会を行います。
ぜひご参加ください!
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▼改善後の説明会概要例
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当日のコンテンツはこちら☆
・●●業界の仕事体験!
弊社社員から個別に5分間フィードバックさせていただきます。
・先輩社員との座談会!
3年目で海外勤務をしている社員も。様々なキャリアアップをしている先輩社員と少人数でじっくり話せます。(人事は退出します)
・スカウト特典としてご希望であれば早期選考のご案内!
通常は会社説明会後、ES選考がございますが、[:USER:]さんはキミスカのプロフィールを拝見し、すでに通過となりました!
ご希望の場合、説明会参加後、別日で面接となりますので、ぜひ特別フローでご参加いただきたいと思います。
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上記内容を意識しメッセージを送ることで、学生に魅力が伝わりやすくなります。
特別・限定であることを伝える
上記のコンテンツ発信にも記載しましたが、多くの企業から選んでもらい、選んだ後も予定が変わらず参加してもらうためには、「参加メリット」を伝えることが重要です。
ゴールドスカウトでは、特典機能を活用することで、学生に特別感を演出できます。
また、シルバー・ノーマルスカウトでも、本文中に「限定」「特別」などのキーワードや特典内容を明記することで、反応率が向上する可能性が高まります。
「どんな特典を設定すればよいかわからない」という方は、以下の記事も参考にしてみてください。
■おすすめのスカウト特典機能とは?
サンクスメッセージ・リマインドメッセージを送る
サンクスメッセージとは、説明会予約後に学生へ送る「参加確定のご案内」です。
一方、リマインドメッセージは、説明会の数日前に送る「参加予定の最終確認」として活用します。
キミスカの説明会管理機能を利用している場合、サンクスメッセージやリマインドメッセージは自動で送信する設定が可能です。
いずれも、学生の不安解消や参加率の向上に効果的ですので、ぜひ活用をおすすめします。
▼サンクスメッセージ例
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[:USER:]さま
こんにちは。株式会社●●の採用担当●●です。
早速説明会にご予約いただき、ありがとうございます!
改めて当日の詳細をお送りいたします。
日時:
当日のURL:
当日の連絡先:
詳しい内容はキミスカにログイン後、【予約済みの会社説明会】から弊社の概要をご確認いただけますと幸いです。
当日お会いできるのを楽しみにしております!
何かご質問などございましたらお気軽にご連絡頂けたらと思います。
よろしくお願いいたします。
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リマインドメッセージは、参加日の数日前に予定に変わりはないか確認するメッセージです。
事前に欠席が分かれば再調調整や当日の準備をしやすくなります。
▼リマインドメッセージ例
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[:USER:]さま
こんにちは。株式会社●●の採用担当●●です。
明後日はご予約いただいた説明会当日となります!
その後、ご予定はお変わりないでしょうか?
日時:
当日のURL:
当日の連絡先:
当日お会いできることを楽しみにしております!
もし体調不調や日程変更ご希望の場合は、改めてご返信いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
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キミスカの説明会管理機能を活用して、自動で案内を送りたい場合は、以下をご参照ください。
■予約完了メッセージについて
■前日リマインドメッセージについて
丁寧な対応を心がける
- エントリーメッセージを開封する
見落としがちなことは、エントリーのメッセージ内容です。
特にエントリー自動返信設定をしていると、学生さんからきた1通目のメッセージを開封していないことがございます。
気づかない間に学生さんのメッセージを無視している…という印象になっていることも。
学生さんから質問が来ていることもございますので、メッセージをしっかりと確認いただくことがおすすめです。
- 2通目の返信メッセージの内容を見直す
また、エントリー後の企業様の返信が「塩対応」で志望度が下がってしまった、というSNS投稿もございました。
1通目のスカウトには学生さんの良いところを書いていて、2通目の返信は一斉送信感が出ていると疑問に感じる学生さんもいらっしゃいます。
エントリー自動返信設定をご利用の場合は難しい部分もございますが、
ビジネス文書のような硬い表現から少し柔らかい表現に変えるだけでも親近感が出るようになり、予約しやすくなります!
▼硬いビジネス文書例
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[:USER:]様
お世話になっております。
株式会社●●の採用担当●●と申します。
この度は、弊社にエントリー頂き誠にありがとうございます。
次回は会社説明会を予定しております。
下記よりご都合の良い日程をご教授頂けますと幸いです。
何卒宜しくお願い致します。
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▼親近感がわき予約しやすい文章例
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[:USER:]さん
こんにちは、株式会社●●の採用担当●●です。
早速エントリーいただきありがとうございます!
非常に嬉しいです。
[:USER:]さんは特別にキミスカ限定の説明会にご参加いただきたいと思っております。
以下の日程はご都合いかがでしょうか?
もしご都合がつかない場合は、個別に日程調整させていただきますので、
遠慮なく教えてくださいね!
当日は私のほかに採用担当の●●と営業の●●も参加予定です。
全員[:USER:]さんとお会いできることを楽しみにしております!
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- エントリー後、数日以内に返信する
エントリー後5日以上返信が遅くなってしまうと学生さんから返信が来なくなってしまいます。
最もおすすめなのは、学生の返信から24時間以内にご対応いただくことです。
説明会日程が少し先の場合もだいたいの開催日程や次回連絡する目安の日などをお伝えしていただけたらと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
近年は売り手市場や情報量の多さなど様々なことが要因となり、学生さんには多くの選択肢があります。
その中で学生さんに選んでもらえる企業とは何でしょうか…
学生さんに合わせて、下手に出る、ということではなく、自社のターゲット学生さんにどのように訴求すると魅力が伝わるのか、非公開のスカウト型だからこそできるアプローチがございます。
採用したい学生さんひとり一人の対応を心がけ、素敵なご縁に繋げていただけましたら幸いです。