catch-img

自社と異なる業界を見ている学生を振り向かせるには?

キミスカを使っていて、こんな経験はありませんか?


・自社と同じ業界を志望している学生が少ないからスカウトを送れない、送ってもエントリーが来ない
・違う業界志望の学生がエントリーしたとしても、結局辞退されてしまう


「志望業界ではない学生から振り向いてもらうことは難しい」と感じる方も多いかと思います。
しかし、スカウト時・選考時にポイントを押さえてアプローチすることで、学生が振り向く可能性をぐっと高めることができるのです。

では、それぞれ何を押さえれば、学生は振り向いてくれるのでしょうか?
本記事では、
・自社とは異なる業界を志望している学生を振り向かせるためのテクニック
・キミスカで効率的にテクニックを活用する方法

を実際に採用成功された企業様の事例付きで紹介いたします!


目次

  1. キミスカに登録する学生の利用目的を知る

  2. 学生の志望度が上がるのはいつ?

  3. 志望業界が定まっている学生への魅力付け方法とは

  4. 最後に

キミスカに登録する学生の利用目的を知る

ここでは、違う業界を志望している学生から振り向いてもらうために、意識すべきことを解説していきます。
早速ですが、学生は「業界」だけでエントリー・内定承諾の判断をするのでしょうか?
正解は「学生によって異なる」が答えとなります。


キミスカ24卒向けアンケート_2023年7月実施

上記は、弊社がキミスカ利用学生に向けて実施したアンケートの結果です。
最終的な内定承諾理由として「業界」を重要視している学生はたったの4.3%となりました。
つまり、最終的な意思決定については「志望業界だから」という理由のみで判断する学生はごく一部であることがわかります。

また、25卒学生にキミスカを利用する目的について聞いたところ(下記の円グラフ)1位は「相性の良い企業と出会うため」29.9%、次いで「志望業界の視野を広げるため」27.6%となりました。

特に早期から利用する学生は志望業界が定まっているわけではなく、自身が知らないだけで、「実は相性の良い業界・企業」に出会うためにキミスカを活用しているのです。

キミスカ25卒向けアンケート_2023年8月実施

つまり、学生は「業界」だけで就職先を判断していないため、自社とは異なる業界希望の学生でもアプローチすれば振り向いてもらえる可能性があるといえます。

キミスカでは、「会社選びの軸」という検索項目があります。
業界以外でその学生がどんなポイントを重視するのかで、価値観が合いそうな学生を探してみてください!

★参考事例★
株式会社ソラスト様「介護職で内定承諾5名以上の採用成功を実現した、キミスカ活用方法」
https://kimisuka.com/company/article/case/detail18


学生の志望度が上がるのはいつ?

では、学生の志望度はいつから決まるのでしょうか?
結論から申し上げると、初期接触の段階から学生個人と向き合わなければ振り向いてもらうことが難しいといえます。

出典::マイナビ「 2023年卒 学生就職モニター調査 6月の活動状況」(2023年7月)株式会社マイナビhttps://info.saponet.mynavi.jp/rs/429-HUU-497/images/s-monitor-23-6-001.pdf?_gl=1*zqomme*_ga*MTQ2MDkzNTk3OS4xNjY0N


上記のアンケートから、「入社したい」と思うタイミングは、内定獲得後ではなくインターンシップ参加時や1次面接~最終面接といった選考期間中に感じる学生が多い結果となりました。

つまり、内定出し後のフォローだけでは遅く、選考に案内するスカウトの時点から学生個人に向き合わないと、学生の志望度向上につなげることができないのです。


-ダイレクトリクルーティングだからできる!個に向けた「●●採用」とは?


上記でも記載した通り、学生は初期接触の段階から企業の見極めをしており、
スカウト送付の段階からフォローまで学生個人と向き合った採用が必要だといえます。
そうした中で、キミスカは「信頼採用」という手法をおすすめしております。

「信頼採用」とは、相手との信頼関係によって企業規模や労働条件に関係なく、就活生の志望度を上げる独自の手法のことを指します。
学生と信頼関係を築くことで競合との採用競争を優位にできることが特徴です。

「信頼採用」には主に【①信頼させる】【②理解する】【③打ち明ける】【④期待する】といった4つのポイントがあります。

採用成功している企業は、スカウトの段階から4つのポイントをうまく活用し、分析・改善を繰り返していくことで学生を内定承諾へ導いているのです。
「信頼採用」の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
https://support.kimisuka.com/blog/12


志望業界が定まっている学生への魅力付け方法とは

前章では、「学生は業界だけで企業を決めているわけではない」「初期接触の対応が志望度に関わる」という2点をお伝えしました。
とはいえ、一次面接の時点ですでに志望業界が定まりつつある学生もいると思います。
その場合に効果的な魅力付けの方法を紹介します。

まず始めに、「なぜその業界に興味があるのか」を知ることです。
業界への興味の理由を聞かれて、その業界だけにしかない魅力を語れる学生は少ないのではないかと思います。
例えば、「最先端の技術を使い、世の中の基盤を支える仕事だから」という理由でIT業界を志望する学生。他の業界でも同じようなことが言えるのではないでしょうか。
学生が興味を持った理由や業界選びの軸と、自社の業務内容に【共通点】がないか探してみてください。

次に、「その業界にあって自社にないもの」を伝えることです。
これを聞くと、志望度が下がるのではないかと心配になる方もいるかもしれません。
しかし、SNSやネットの口コミなどを通していくらでも情報を得ることができるようになった今の就活生(Z世代)は、今まで以上に【リアルな情報】を求める傾向にあります。
自社の魅力、いいことだけを伝える魅力付けでは信頼関係が築きにくいのです。

その上で、「うちは○○業界と違って▲▲はできないけど、海外シェア8割で常に最新の技術に触れられて、日本国内だけではく世界規模で人々を支えることができる」など、マイナス面を上回る魅力を伝えてあげるとより効果的です。

つまり、①学生の興味の軸を知り共通点を見つけ、②他業界と自社の違いを伝えたうえで、③その違いを上回る魅力を伝える
この3ステップがカギとなります。

★参考事例★
株式会社宮崎銀行様「志望業界でなくても、振り向いてもらえるチャンスがある!」
https://kimisuka.com/company/article/case/detail13


最後に

学生の言う「志望業界」に捉われすぎなくても大丈夫です。
実際に業界という軸が1番に就職活動している学生はごく一部です。    
業界以外の軸でどれだけ自社との共通点を見つけられるか。
選考では、すでに決まっている業界に興味を持ったきっかけや理由を聞くと
自社でも十分に魅力付けできるポイントが見えてきます。

選考中のフォローに関して、より詳しいコミュニケーション方法は
こちらの記事をご覧ください。
https://support.kimisuka.com/blog/20#646ae8e417041b05bab9eac5-1684728159507