
キミスカで採用成功するために大切なこととは?
スカウト型サービスを初めて使用する場合、
- そもそもどんな使い方をすれば良いの?
- スカウト型サービスから採用するために気を付けるポイントって何?
など、お悩みを持つ担当者様もいらっしゃることと思います。
まず最初にお伝えしなければならないのは
「キミスカにはキミスカにマッチした使用方法」があります。
それは考え方やスタンスでもありますし、採用スタイルでもあります。
そして、マッチした使い方をしているか否かで、
採用に繋げていただく難易度も変わります。
本記事では、キミスカで採用成功するためのポイントをまとめました。
キミスカから着実に採用に繋げている、多くの企業が大事にしているポイントです。
ぜひスカウト型サービスを初めて使用される、スカウト型サービスのご利用にお悩みのあるご担当者様は
ご一読いただけましたら幸いです。
目次
キミスカを利用するうえで大切なこと
- 志望度を上げる取り組みが重要
スカウト型サービスを初めて利用する企業の中には、
「スカウト型サービス経由の学生は、ナビの学生と比べて志望度が低い」とおっしゃるケースがあります。
しかし、それは当たり前です。
なぜなら、学生は企業からスカウトを受け取って初めて貴社がキミスカを利用していることを知り、興味を持ち始めるからです。
学生がもともと興味を持っていれば既に貴社にエントリーをしています。
つまり、スカウト型の学生とナビの学生はそもそものスタート地点が違います。
そのため、スカウトから学生を採用するのであれば「ナビと同じ」ではだめなのです。
流入チャネルが異なるのであれば、当然学生が企業に興味を持ったきっかけやエントリーした経緯も異なります。
「スカウト型サービス」というチャネルにあった導線や、
「ふるいにかける」選考ではなく「志望度をあげる」選考が、
スカウト型サービスから効果的に採用成功していただくために重要なポイントとなります。
貴社の選考が学生の志望度を上げられるものなのか、
学生が「内定承諾の意思決定」を行うだけの魅力付けが選考中にできているのか、
キャンディデイトジャーニー(採用候補者が認知から入社に至るまでのシナリオ)を意識して設計していただくと良いでしょう。
※ターゲットへ訴求する内容の作り方はこちら
- スカウト型サービスは母集団形成ツールではない
まずはじめに、スカウト型サービスは母集団を形成するツールではありません。
スカウト型サービスとは、
企業が採用したいペルソナに対してアプローチをして、採用まで繋げるサービスです。
なので、そもそも不特定多数の学生を呼び込む「母集団形成」とは目的が異なります。
もちろん、スカウト型サービスで母集団を集められないわけではありません。
しかし、多数の学生を集めて落とす選考をする場合、スカウトを送付している分余計に工数が発生してしまいますよね。
もし「スカウト型からうまく採用ができない」と感じられていらっしゃるのでしたら、
エントリー学生を集めるのではなく、ターゲット学生からのエントリーを獲得する、という運用方針に切り替えていただけましたら幸いです。
※ターゲット学生からエントリーを獲得する方法はこちら
※キミスカを効率的に活用する方法はこちら
- スカウトは送ろう
採用したいペルソナを狙ってスカウトすることが重要ですが、
それでもある程度スカウトの数を送ることも、同じくらい大切なポイントです。
当然のことながら、採用をするためには学生さんと実際にお会いしなければなりませんし、そのためには学生からのエントリーを獲得しなければなりません。
しかし、どんなにターゲットを狙い撃ちして、練りに練ったスカウト文でも
100%開封され、100%エントリーされ、100%お会いできるわけではありません。
もちろん、手あたり次第にアプローチをするわけではありませんが、
採用をしていただくためには
ターゲットに当てはまる学生には漏れなくアプローチしていただくことをおすすめします。
※採用ターゲットを検索する方法はこちら
※検索ヒット学生の広げ方のポイントはこちら
特別感の演出
- スカウトならではの特別感が大事
学生は企業からスカウトを受け取って初めて貴社がキミスカを利用していることを知り、興味を持ちます。
学生がもともと興味を持っていれば既に貴社にエントリーをしています。
そのため、学生に興味を持ってもらうためにはそのスカウトに特別感があることが大切です。
ただ単に、エントリーのみを促すもので特別感がない場合、
もともと志望に入っていなかった学生がわざわざエントリーをするのでしょうか?
下の画像は、「希望業界以外の企業からのスカウトにエントリーをする理由」のランキングです。
※キミスカ24卒学生アンケート結果_202301
学生がエントリーする理由には、下記のような個別感・特別感のあるスカウトである要素が大きいことがわかります。
- 自分のプロフィールをしっかり読んでくれていることが伝わった
- ゴールドスカウトだった
- 魅力的なスカウト特典だった
学生からエントリーを獲得していただくためにも、
ぜひスカウトならではの特別感を演出していただけましたら幸いです。
※スカウトで特別感を出す方法はこちら
- ナビと同じ対応ではうまくいかない
特別感はエントリーを獲得するために重要ですが、
エントリーから採用に繋げていただくためにも必要な要素です。
例えば、スカウトが来たからエントリーをしたのに、
他の経由と同様の選考フローや対応だった場合、志望度は上がるでしょうか?
答えは、なかなか難しいかもしれません。
繰り返しになりますが、
学生は企業からスカウトを受け取って初めて貴社がキミスカを利用していることを知って興味を持ち、エントリーをします。
そのため、採用をするためには選考中に魅力付け・動機付けをする必要があります。
「学生から興味をもってエントリーをしている」ナビとは、そもそもの経緯が異なりますので対応内容もナビと同じでは学生の志望度を上げることはできません。
むしろ「なんだ、結局他と一緒なのか」とかえって志望度を落としてしまう危険性もあります。
そのため、スカウトで訴求する際はもちろん、
エントリー後の対応についてもスカウトならではの特別感を演出していただくことが
スカウト型サービスから採用していただく上でのポイントです。
スカウト型ならでの選考フロー
スカウト型サービスならではの特別感の重要性は知っていただけたと思いますが、
とはいえどうすれば特別感を持たせられるのか、まだイメージがわかないかもしれません。
それでは、スカウト型にマッチした選考フローについて、ご紹介していきます。
- 書類選考の免除
選考ステップを免除することが、最も簡単に特別感を出す方法です。
通常は受けるはずの選考をスキップできますので、他との違いを明確に表現することができます。
中でも、履歴書やエントリーシートの作成と提出をする書類選考は、学生にとって工数的にも精神的にも非常に負担がかかることです。
志望度が上がる前にこのステップがあると、学生としては
「この手間をかけるほどではない」と判断をして、ステップ前に離脱してしまうことも少なくありません。
もちろん、履歴書等の書類提出は採用をする上で必須のため、それを丸ごとなくすことはできないでしょう。
ただ、そこの選考要素を外してあげるだけでも学生の心理的負担はだいぶ減らしていただくことは可能です。
また、「ふるい」として書類選考をされる場合が多いですが、
そもそも選考を受けてもらうためにスカウトしているのに「ふるいにかける」というのは少ししっくりこないですよね。
学生も同様の感情を抱きます。
そのため、まずはエントリーしていただき選考に参加していただくためにも
障壁はなるべく無くしていただくと良いでしょう。
とはいえ、学生自身の情報は選考を進める上でも重要ですよね。
そこで、キミスカの学生プロフィールを活用いただくケースが多いです。
また、もちろん選考ステップの一つを免除していただくことはとても大きいことなので
免除しても良い、と貴社が感じる採用ターゲットの学生を検索でしっかり絞り込んでいただくことも重要です。
※採用ターゲット学生の効果的な絞り方はこちら
- 一次面接の免除
書類選考の免除と並んで実践いただくことが多いのが、一次選考の免除です。
通常採用担当者様が実施する一次面接を、スカウト経由として免除していただきます。
上記の書類選考免除よりも一つ進んだステップの免除なので、特別感は更に強くなります。
とはいえ、一次選考を免除いただくことは学生とのタッチポイントが減ることになるため、学生の特性を見極めたり、魅力付けの機会が減ってしまうデメリットもあります。
そのため、こちらも選考要素を排除していただき
「カジュアル面談」という形で初回接点を持っていただく企業が多いです。
学生としても、企業についての知識がまだあまりないので
企業自体や雰囲気を知るためにも、カジュアル面談は参加しやすいコンテンツになります。
1点注意点としては、「カジュアル面談」という名目にしつつも
志望理由など面接と同様な質問をしてしまうと、学生も「結局面接か」と感じてかえってイメージがダウンしてしまいます。
面談の目的は「見極め」ではなく「魅力付け」であることを忘れずに実施していただくことをおすすめします。
- 選考中のフォロー面談
志望度をあげる+特別感を出すために有効なのが、選考中に学生に都度フォローを入れることです。
スカウト型サービスを使用する学生は「個と個のコミュニケーション」を好みます。
つまり、大勢の就活生ではなく「自分を見てくれているか」を重視しています。
だからこそ、テンプレートの文章ではなくカスタマイズされたスカウト文がエントリーされる理由に繋がるのです。
※カスタマイズの重要性についてはこちら
その個に対するアプローチを選考中にも行うことで、志望度の向上に繋げることができます。
例えば、面接を実施する前に
学生に期待していることや応援メッセージなどで寄り添っているスタンスを伝えることや、
面接後に所感のヒアリングやフィードバックをすると、
学生はより自分に向き合ってくれてると感じ、貴社や担当者様に対して特別感を抱きます。
誰だって親身に対応してもらえれば嬉しいものですよね?
しかし、ただ面談をするだけではあまり有効とは言えません。
前述した学生に寄り添うスタンスを伝えていただくことと、
学生個人の価値観にあった魅力付けを行うことが大切です。
大事にしている価値観や企業選びの軸、内定承諾の決め手は当然学生一人ひとりで異なりますので
その学生の価値観・軸が何なのかを面談でヒアリングしていただき、
適切な情報を訴求していただくと良いでしょう。
また、もし逐一の面談が難しい場合は電話等でも問題ありませんので
上記のポイントをおさえて実施いただけましたら幸いです。
- スカウト学生限定説明会の実施
免除も面談も採用計画的に実施が難しい企業もいらっしゃるかと思います。
そこでおすすめしたいのが、スカウト学生限定の説明会です。
既にお伝えした通り、スカウト経由の学生は他のチャネルの学生と
貴社に興味を持った経緯が異なります。
そのため、業界や貴社への理解度もあまりないかもしれません。
学生によっては「スカウトされたから参加した」という理由の人もいるでしょう。
その学生に対して自分で応募した学生に向けたものと同じ説明をしたとして、
果たして興味を持ち、選考を希望するでしょうか?
もちろん選考に進む方もいますが「思っていたのと違った」と離脱される学生も一定数いらっしゃいます。
スカウト学生の志望度を高めて行くためには、スカウト学生に向けた説明会を実施していただくことが最も有効と考えられます。
そもそもスカウトした学生への説明会のため、他とは違う特別感がありますし、
検索をしてスカウトをしているため、参加学生の属性も貴社は知っていらっしゃるかと思います。
そのため、当日のコンテンツや伝え方についてもその属性に合わせて設計することができます。
「スカウト型経由」ということを踏まえた設計をしていただくことで、より効率的に魅力付けをしていただくことが可能です。
また、スカウト学生限定の説明会を実施いただけるのであれば、
説明会の予約についてもキミスカ内で行っていただくと、開催までスムーズに実施できるためおすすめです。
説明会管理の使い方はこちら
最後に
いかがでしたでしょうか?
スカウト型サービスを使用するのであれば、スカウト型サービスにマッチした使い方をしていただくことが、最も効果的に採用成功に繋がる方法です。
ものによって実践難易度はありますが、貴社の採用計画になるべくマッチした手法を取り入れていただけましたら幸いです。